薬剤部

  • 薬剤部紹介
  • 正しい薬の飲み方・使い方
  • 薬についてQ&Aコーナー

玄関入って真正面に見えるのが、薬剤部です。最近、外来患者様は、院外の調剤薬局にてお薬を受け取られることが多いと思いますが、当院では院内でお薬をお渡しする“院内処方”を行っています。また当院では平成18年より禁煙外来を行っており、禁煙補助薬の適正な使用方法の説明だけでなく、禁煙サポート役として禁煙に関する相談やアドバイスも行っています。
また薬剤部は病院における医薬品の適正使用・安全管理を担う専門分野としての役割を求められています。チーム医療の中で医師や看護師、その他院内スタッフからの問い合わせに常時対応し、薬学的視点に立ち、患者様に対してより安全で有効な薬物療法を提供することにより、薬の適正使用に日々努めています。
活動として薬剤師がICT(Infection Control Team;感染制御チーム)、NST(Neutrition Support Team;栄養サポートチーム)回診、内科回診等へ積極的に参画しています。

●窓口受け付け時間:8:45~17:15

スタッフ紹介

薬剤師:8名  調剤助手:1名

*専門・認定薬剤師など(平成27年4月現在)

日本薬剤師研修センター認定薬剤師 5名
日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師 1名
NST専門療法士 1名
日本禁煙学会禁煙認定指導薬剤師 1名
心臓リハビリテーション指導士 1名
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師 3名
抗菌化学療法認定薬剤師 1名
スタッフ紹介 写真

調剤

調剤室では外来患者さんと入院患者様の調剤を行っています。
当院では電子カルテが導入されているため、医師が入力した処方情報が自動的に調剤室に処方箋として発行されます。薬剤師は医師が処方したお薬について、薬の専門家として処方箋をチェックし、用法・用量が適正か、飲み合わせに問題がないかなどを確認し、患者さんに適切な処方がされるように調剤を行っています。医師の処方に対し、必要に応じて問い合わせを行い、より安全で効果的な薬物治療のお手伝いを目指します。
また、休薬が必要なお薬に関しては、電子カルテを利用し、適切な投与スケジュールにてお薬が処方されているかを確認することで、有効かつ安全な薬物治療をサポートしています。
個々の患者さんに合わせてお薬を提供するために、小児や錠剤・カプセル剤が服用できない患者さんには散剤や水薬への変更の提案を行ったり、アドヒアランス向上のために一包化も行っています。
調剤に際しては調剤を行った薬剤師とは異なる別の薬剤師が監査(最終確認)を行い、さらに調剤後においても処方チェックを行い、複数の薬剤師の目で確認することで調剤過誤防止に努めています。
散薬に関しても監査システムを導入しており、調剤過誤を防止しています。
お薬に関して不安や疑問に思われることがあれば、薬剤部の薬局窓口にてお気軽に声をおかけ下さい。

薬剤管理

錠剤・カプセル剤、散剤 (粉薬)、水剤、点眼剤 (目薬) ・吸入剤・貼付剤 (シップ等) ・坐剤など数多くのお薬の在庫管理や使用期限管理も行っています。

注射薬調剤

注射薬は直接血管内に入るため安全で適切に使用することが重要です。患者さんに処方される注射薬は併用薬、配合変化、投与量、投与方法、投与日数などをチェックし注射薬の適切な使用に貢献しています。
入院患者さんの注射薬は個人別にセットし、病棟へ払出しています。

無菌調製

*TPN(高カロリー輸液療法)の無菌調製
TPNとはTotal Parenteral Nutritionの略称で、食事が摂れない患者さんに十分な栄養を輸液(点滴)で補給する方法です。十分な栄養を投与するため、体の中心部にある太い静脈(中心静脈)から投与する必要があります。近年では必要な栄養素の大部分を含んだ便利なキット製剤が汎用されていますが、製剤室ではキット製剤で対応しづらい疾患のTPNを無菌室内でクリーンベンチという専用の設備を用いて無菌的に細心の注意を払って調製しています。また、TPNが処方される際には患者様一人一人の病態に合った製剤等の情報提供も行っています。

薬剤管理指導業務

  • 1.病棟で、入院患者さんへお薬の説明をします。
  • 2.入院患者さんが、お薬を効果的で安全に使用できるように努めます。
  • 3.退院後にお薬のことで困らないように、お手伝いします。
  • 4.病棟の薬剤管理をします。

入院患者さまのベッドサイドで薬についてのご説明をしています。
説明内容は主に薬の飲み方(使い方)、服用の意義、副作用や注意点などで、薬物療法を患者さまに正しく理解していただき、適切に行われるよう尽力しています。
病棟での薬剤師の仕事は、薬の説明だけでなく、薬による治療がスムーズに行われるように、薬の効果は得られているか、薬の使用に問題はないか、副作用がおこっていないか、飲み合わせに問題ないかなども確認しています。
このように病棟でも、患者さんの病気の治療に、医師・看護師など他の職種と一緒に、薬の専門家として取り組んでいます。
最近は医薬品の他に、食品や嗜好品・サプリメントと言ったものまで多種多様な対応が必要となり、ますます薬剤師が活躍する場が増えていると感じています。当院では、各病棟に担当の薬剤師を配置しています。わからない薬があったり、薬で困ったことがありましたら、気軽に薬剤師に声をおかけください。

―処方箋のくすりと市販薬の違いについて―

市販のくすりを一般用医薬品、医師・歯科医師が処方するくすりを医療用医薬品といいます。
一般用医薬品は、一般の人が街の薬局や薬店の薬剤師などのアドバイスのもとに購入し、自分の判断で服用するくすりです。
医療用医薬品は、医師の診察によりその時の患者さんの症状に合わせて処方されるくすりです。そのため、自己判断でくすりの服用を中止したりのむ量を変えたりすると副作用が生じる恐れがあるので用法・用量を正しく守って服用してください。

正しい薬の飲み方・使い方

※イラストをクリックすると説明文に移動します

内服液

くすりといえば錠剤・カプセルを思い浮かべるのではないでしょうか。何の変哲もない小さなくすりに見えるかもしれませんが、じつはさまざまな工夫をしてあるものも少なくありません。その工夫を生かし望まれる効き目を得るためにも、錠剤をのむときは次のことに注意しましょう。

★コップ1杯の水でのむ

「コップ一杯」と「水または白湯で飲む」という2点がポイントです。
飲む水の量が少なすぎると、のど(食道)でくすりがつまったり、くすりが胃に直接触れて胃の壁をひどく荒らすことがあります。ただ、病気のために医師の方針で水分の制限をしている人は指示にしたがってのんでください。
また、お茶や炭酸飲料、ジュース、牛乳、お酒でのむのはなるべくやめましょう。くすりが効かなくなったり、逆に効き過ぎることもあります。

★かまずにそのまま飲む

くすりの中には苦味が強いため口の中で溶けないようにコーティングしてあったり、酸性に弱いので腸で溶けるようにしてあったり、くすりの成分を少しずつ解け出させる仕組みになったもの、といったさまざまな工夫をしてあるものがあります。ですから、くすりが正しく効き目を発揮できるように、指示されたとおり飲むようにしましょう。大きすぎてどうしてものみにくい、といったときは薬剤師に相談してください。錠剤以外で代わりになるくすりがないか検討します。錠剤の中には、口にいれるとあっという間に溶けてしまう、水なしでのめる錠剤もあります。

★液体のくすり

液体のくすりは、一回分の量を専用のコップなどで、はかってから飲むように指示されることが多いと思います。いわゆるドリンク剤もこれにあたります。くすりの成分が容器の底の方にたまってしまうものもありますので、その時はよく振ってからはかるとよいでしょう。

貼り薬

★温シップと冷シップはそれぞれ使用目的が異なります。

◆温シップの使い方

温シップは、血管を広げ血液の流れをよくし、痛みや炎症を緩和させる働きがあり、
肩こりや腰痛、神経痛、関節リウマチなどの慢性症状に効果があります。 温シップにはトウガラシエキス入りのものが多く含まれており、皮膚温度が3℃くらい上昇するといわれます。

◆冷シップの使い方

冷シップは、血管を収縮させて血液の流れを緩やかにし、腫れや熱を持った炎症患部に働き痛みを緩和するため、打撲やねんざなどで熱をもって腫れがひどい場合に炎症を抑える目的で使います。
冷シップを貼ると清涼感があるが、これは薬効成分のメントールによる冷感刺激によるものです。

温シップ、冷シップのどちらとも入浴の1時間以上前にはがすことをおすすめします。
また入浴後は水分を拭き取り、皮膚の温度が下がった30分くらいを目安に貼るようにしましょう。
シップによっては、貼った部位が紫外線を浴びることにより、かぶれ(光線過敏症)を起こすことがあります。使用中は天候に関わらず戸外の活動を避けるとともに、日常の外出時も、貼付部を濃い色の衣服・サポーター等で遮光するようにしましょう。
貼り薬にはシップのほか、最近は胸、腰、腕に貼ることにより、皮膚から少しずつくすりがしみこみ、全身に行き渡る薬があります。心臓のくすりやぜんそくのくすり、認知症のくすりなどが現在使われています。ただし、毎日同じ場所に貼ると、かぶれたりすることもあるので、気をつけましょう。

塗り薬

主に皮ふにぬって使う軟こうやクリーム、液体のぬりぐすりなどがこれにあたります。中には石けんぐらいの硬さのものもあります。ぬる部分を清潔にして適切な量をぬりましょう。軟こうやクリームなどは指でぬることが多いので、手を洗ってから使いましょう。使った後は、すぐに手を洗いましょう。

点眼薬(目薬)

正しい点眼の仕方について順をおって説明します。

  • 1.点眼するまえに、手そして指を石鹸などできれいに洗います。
  • 2.目のまわりを清潔なガーゼやタオルでふきます。
  • 3.目薬を準備します。濁っている目薬や、錠剤等を溶かしてから使う目薬はよく振ってから使ってください。
  • 4.上を向いて、指で下まぶたを引いて1滴点眼します。1回の点眼は1~2滴で十分です。このとき、くすりの容器の先がまつげや目に直接ふれないように気をつけてください。
  • 5.点眼したあとは、しばらくのあいだ目を閉じ、そっと目頭を押さえてください。(だいたい1分くらい)。こうすることによって、目薬の効き目がよくなり、副作用を防ぐことにもつながります。
  • 6.あふれた目薬は、清潔なガーゼやティッシュでふきとってください。
    使いおわったら、キャップをしっかりと閉めて、目薬の入ってた袋に戻しましょう。
注意

種類以上の目薬をさす場合は、できるだけ5分ほど時間をあけてください。
(ひとつめの目薬が吸収されるのを待ってふたつめの目薬を吸収させるため)

目薬の保存方法

目薬には雑菌が繁殖しないように防腐剤がはいっているものもありますが、それでも使い方や保存方法が悪いと、雑菌が繁殖してしまいます。目薬を清潔に使いつづけるためにも、その保存方法が重要になってきます。目薬も、普通のくすりと同じでそれぞれで保存方法がきまっています。

・直射日光にあてずに、常温で保存   ・冷蔵庫で保存する

・なるべく光にあてないようにする   ・冷蔵庫で保存し、なるべく光にあてないようにする

などの保存方法があります。それぞれのくすりごとの保存方法については薬剤師にたずねてください。

眼軟膏

目に使う軟こうのことをふつう「眼軟膏」といいます。目に直接使う軟こうですから清潔に使わなければいけません。チューブなどの口に直接指などが触れないように気をつけましょう。この軟膏は目に入っても大丈夫なようにつくられています。違和感は少ないです。
では使い方について説明していきましょう。

  • 1.使用前にチューブの先端をティッシュペーパーなどで拭いておきます。
  • 2.鏡を見ながら下まぶたにくすりを乗せるようにして置きます。
  • 3.その後目を閉じて軽くマッサージします。強く抑えすぎないように気をつけましょう。
  • 4.使った後は、くすりの入ったチューブの先端はティッシュペーパーなどで拭き取り、ふたをします。

座薬

おしりに入れるタイプのくすりで、決して誤って飲まないようにしましょう。
坐剤は大きく2つにわかれます。
解熱鎮痛剤など全身作用を持つ坐剤と、痔の薬など局所作用をもつ坐剤です。
解熱鎮痛剤などの坐剤で、口から飲んだ場合との大きな違う点は、効き目があらわれるのが速いという長所があることです。又くすりを飲むことがちょっと困難な高齢者や子供によく使われます。なるべく排便を済ませてからつかいましょう。すぐに便意をもよおすこともありますが、しばらくは我慢してください。
坐薬は体温で溶けるように設計されているため溶けやすくなっています。冷ぞう庫など涼しい場所で保管しましょう。また、一度とけたものはつかわないようにしましょう。

うがい薬

うがいは口の中やのどをきれいにするためにします。
「イソジンガーグル」(茶色のうがい薬)の場合、適量のうがい薬をコップ約1/3 (60mL)の水でうすめて、これを約3回に分けてうがいします。1回目は口の中を軽くすすぐように、2,3回目は顔を上向きにして「ガラガラ」とうがいします。

服用時間

~くすりはきちんと指示された通りに飲みましょう~

「薬の正しい飲み方」について紹介します。
指示された用法・用量をきちんと守ることで、お薬の効果を十分に得ることができます。
ではよく耳にする「食前」「食後」「食間」「頓服」って具体的にどういうふうにのむことか知っているでしょうか?また「食直前」「食直後」という指示もあります

食前

食事のおよそ30分前です。一般的にくすりは食後に飲むことが多いですが、食前に飲む方が望ましいくすりもあります。
【例】食欲をだす薬、吐き気止め、漢方薬など

食後

食べ終わって30分以内に服用することです。

食間

「食間」というのは、食事中にというのではなく、食事と食事との間(例えば朝食と昼食の間)に服用するように、ということで、食事のおよそ2時間後に服用するのが一般的です。ほかの併用薬に影響を与える薬などは食間に服用するものもあります。

食直後

「食直後」というのは、食事を終えてすぐにくすりを飲むようにという指示です。だいたい食事を終えてから5分以内に飲みましょう。この指示がだされるくすりの中には、食事の影響をうけやすく、食事といっしょにとることによって血液のなかに入りやすいという性質をもっているものもあり、この指示を守らないでくすりを飲むと、くすりの効き目が悪くなる可能性があります。また極端に胃に負担をかけるくすりにもこの指示が出されます。くすりによっては、食事中でもかまわないものもあります。

食直前

食事を始める5分前には飲みましょう。糖尿病のくすりなどでこの指示がだされているものなどは、直前に飲まないとくすりの効き目が発揮されず、血糖値が抑えられないことがありますので注意しましょう。くすりによっては、食事中でもかまわないものもあります。

鈍服

必要なときに服用します。しかし飲んだ直後に効き目があらわれるものは少なく、飲んで効かないからといってすぐに「もう1個」追加すると、大変危険な場合もあります。「飲んでからどれくらいで効き目があらわれるか」、「効かない場合はいくつまで飲んでいいのか」、「効かない場合はどれくらいたってから飲んでいいのか」など、医師または薬剤師にきちんと確認しておきましょう。
熱さまし、痛み止め、下剤、すいみん薬、発作をおさえるくすりなどで、「頓服」の指示がだされる事が多いようです。

お子さんへの薬の飲ませ方

お子様にくすりを飲ませるのはけっこう大変なことです。なかなか飲んでくれなかったり吐き出したり、ご両親の工夫が必要になってきます。

0歳児への薬の飲ませ方

1日2回のお薬は12時間毎、1日3回のお薬は8時間毎に飲むのが理想ですが、お子さんが眠っていたり、授乳後ではお腹がいっぱいだったりとお薬を飲めないことがあります。
お薬を飲むタイミングとしては、授乳の直前や授乳を始めた時にまぎれて薬を飲ませるのがよいでしょう。

★ミルクとはちょっと...

ただし、母乳やミルクにお薬を混ぜて飲ませると、ミルク嫌いの原因になるので避けましょう。

★普通のやり方としては...

まずはそのまま飲ませてみましょう。こなぐすりでも甘くしてあるものもあります(ドライシロップ、液体のおくすり)。
そのまま飲ませて嫌がるようでしたら、スプーンの上にくすりをのせてすこしの水で練ってから飲ませてみてください。
ほかには、アイスなど飲食物と混ぜる方法があります。なかにはくすりの効果が無くなったり、苦味が強くなってしまうものがあるので、混ぜる前にはきちんと医師・薬剤師に確認してください。
溶かしたり、何かと混ぜる場合、長時間おくと、くすりの成分が変化してしまうことがあり、効き目が無くなる恐れがあります。つくり置きは、行わないでください。

薬についてQ&Aコーナー

一般的な薬の使い方についてよくある疑問のコーナーです。
このQ&Aのコーナーの他、病院からもらった薬や市販薬に関してわからないことがあったら、まずはそこの医師や薬剤師に尋ねるようにし、勝手な自己判断で服用することのないようにしてください。

使用期限を過ぎた薬は使わないほうがいい?
A_01

使用期限を過ぎた薬は安全を考えて飲まないようにしましょう

薬の使用期限

メーカーが保証した期間のこと。一般に6ヶ月~3年の有効期限となっています。使用期限を過ぎた薬はすぐにどうなるわけではないが・・・まったく問題がないわけではありません。この使用期限は一定範囲の温度で保管し未開封の場合に限られ、開封したら品質や性状の変化が早まるので、使用期限内であっても、開封後半年過ぎた薬は使わないようにしてください。また 薬の保管状態(高温多湿の場所、直射日光の当たる場所など)によっては、有効成分に変化が起き効能が低下したり、有害なものに変化する危険性も考えられるため、飲まないようにしましょう。

ポイント
  • 1.薬を開封したら容器に日付を書くなどするとよい。
  • 2.胃腸薬には変質しやすい生薬や消化酵素が多く含まれているので、注意する
  • 3.目薬やシロップ剤は開封後は、カビや雑菌が混入し増殖する恐れがあるため、早く使い切ったほうが良い。
  • 4.使用期限内であっても、錠剤にひびが入っていたり、糖衣錠のツヤがなくなっている、液剤が濁っているなど、見た目がおかしい場合には使えないと考え処分することも必要。
晩酌したあとに薬を飲んでもいいの?
A_01

薬を飲む前後はアルコールを控えるようにします

アルコール…中枢神経を抑える働きがあります。

睡眠薬や精神安定剤、抗うつ薬、抗アレルギー薬などと一緒に服用すると、眠気が強くなったり、ふらつきや興奮状態といった症状が起こる原因となったり、意識がなくなることもあります。また、抗てんかん薬や抗血栓薬、降圧薬の場合でも、アルコールにより薬の代謝(分解)が抑制され、薬の効き目が強くなり中毒症状を起こす可能性もあります。
薬の中には、アルコールの影響を受けないものもあるが、このようにアルコールと飲み合わせの悪い薬は多くあるので、食後に服用する薬がある時には晩酌は控えるようにしましょう。

お酒は薬にとって良くないの?
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お酒は薬にとって良くありません

適度なお酒は食欲促進や心身の緊張緩和など様々な効果があるため、昔から『お酒は百薬の長』と言われています。しかし、お酒と薬の関係をみると問題が多くあるアルコールは肝臓によって分解されます。アルコールを分解する酵素は、お酒を飲むたびに肝臓が刺激され酵素の生産量が増えていきます。そのため、お酒を飲み続けると肝臓のアルコール処理能力が高まりお酒に強くなっていきますが・・・抗生物質や血糖 降下薬、抗血栓薬なども分解して薬の効果を弱めてしまうことがあります。そのためお酒をたくさん飲む人は薬の効き目がなくなってくる可能性があります。一方で、大量のお酒を長い間飲み続けると肝臓がダメージを受け、アルコール性肝炎や肝硬変などになることがあります。肝臓がダメージを受けた人が正常な人と同じ薬の量を服用すると、処理能力が低下しているので効き目が強くなります。
よって、お酒を飲み始めた初期には薬が効きにくくなり、大量のお酒を長期間飲み続けていると逆に薬が効きすぎることになるため、薬にとってお酒は良くないと言えます。

降圧薬とグレープフルーツジュースの飲み合わせが悪いと聞いたことがあるけど本当?
A_01

薬によってはグレープフルーツジュースと一緒に服用すると危険な場合があります

降圧薬の中で一部のカルシウム拮抗薬は、グレープフルーツジュースと一緒に服用すると効き目が強くなり、血圧が必要以上に低下して危険な場合があります。
なぜそのようになるのか?
グレープフルーツジュースの苦味成分が肝臓でカルシウム拮抗薬の代謝を阻害する働きをするため、カルシウム拮抗薬の血中濃度が上昇し、薬が効きすぎるからです。グレープフルーツジュースが薬にどれくらいの時間影響を与えるのか研究が行われた結果、ある研究では、半日くらいでは影響は出ないという結果と、別の研究では1日たっても影響があるという異なる結果が出ました。
しかしながらグレープフルーツジュースと一緒に服用しなければそれほど問題ないと思われます。
ちなみに、オレンジジュースはその苦味成分を含まないため、薬が効きすぎるということはないそうです。

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