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院内約束処方一覧
約束A2<鎮咳剤>散剤

1%リン酸コデイン   6g

フスタギン酸       2g

アレルギン散      1g

カマグ          0.6g      

              9.6g  3×

 


約束A3<鎮咳剤>水剤:薬剤部冷蔵庫に在庫あり

キョウニン水      3ml

セネガシロップ      6ml

濃厚ブロコデ液     6ml           

              15ml  3×(1回5ml)

 


 

約束D1<止寫薬>散薬

タンナルビン      1.5g

アドソルビン       1.5g

ロートエキス散     0.6g   

              3.6g 3×

 


 

吸入K1<去痰剤>吸入薬

ビソルボン吸入液    6ml

生食            9ml            

              15ml 3× (1回5ml)

 

注意!生食以外と混合不可


 


院内製剤一覧表

《消毒剤》
●1%ネオヨジングリセリン液
処方  ネオヨジン液(10%ポビドンヨード)    50 ml
     グリセリン                  450ml
      全量                    500ml


製法:450mLのグリセリンを121℃ 15分間高圧蒸気滅菌する。(グリセリンは、未開封のものを使用)滅菌後にネオヨジン液50mLを加え、よく混和する。

保存:500ml褐色瓶、室温保存
適応:自己導尿カテーテルの消毒
用法・用量:カテーテルセットのケースに満たしておく。最低でも1週間の2度交換する。
使用期限:1ヶ月


 

《2%ホウ酸液》
処方  ホウ酸末           2g
     精製水            100ml  

製法:精製水にホウ酸末を加え、完全に溶解するまで、よく混和する。

保存:室温保存
適応:結膜嚢の洗浄、消毒
用法・用量:適量で洗浄する。
使用期限:用時調製
備考:皮膚損傷面、粘膜面や体腔内から速やかに吸収され、ショック、下痢、 嘔吐、血圧降下、痙攣などの急性中毒症状を起こす事がある為、眼の洗浄以外には使用しない

 

《皮膚科領域剤》
《スカーレット軟膏》
処方  スダンIV(試薬)            25g
     オリーブ油                適量(70mL程度)
     白色ワセリン               450g   

製法:スダンIVを70mlのオリーブ油に懸濁する。
湯浴で450gの白色ワセリンを溶かし、スダンIV懸濁液を混合し、よく撹拌後、
放冷固化する。


保存:室温保存
適応:植皮術時の採皮部や熱傷時に、上皮形成促進の目的。熱傷創面の保存的治療。おむつかぶれ、褥創
用法・用量:症状により適量を1日1〜数回患部に塗布
使用期限:3ヶ月

 

《エキザルベ軟膏ガーゼ》
処方  エキザルベ軟膏           2〜2.5g
     ガーゼ         (10cm×10cm)1枚
      
*30p×30pガーゼだと20g程度  

製法:ガーゼを重ね合わせ、最上層部にエキザルベ軟膏を均一に延ばし、ステンレス製滅菌缶等に入れて密封する。それを高圧蒸気滅菌する。
(加熱滅菌後は、エキザルベ軟膏が融解し、ガーゼに拡散している事を確認)


保存:ステンレス製蓋付消毒蓋、冷所保存
適応:熱傷、採皮創
用法・用量:手術あるいは処置時に熱傷面、採皮創などに塗布
植皮片に貼付し、それを皮膚欠損部にあてる
使用期限:1週間

 

《40%硝酸銀》
処方  硝酸銀           4g
     蒸留水           10ml  

製法:蒸留水10mlに硝酸銀4g入れ、よく混和する。
     
保存:遮光、室温保存
適応:伝染性軟属腫(水いぼ)、皮膚肉芽
                                 
用法・用量:ガラス棒に40%硝酸銀液をつけ、患部に塗布する。
使用期限:1週間


使用上の注意!液でやけどをする為、他の皮膚に付着しないように注意する。


 

疥癬用剤

《安息香酸ベンジルローション》
処方  安息香酸ベンジル             60ml
     無水エタノール              370ml
     精製水                    70ml
      全量                    500ml


製法:370mLの無水エタノールに安息香酸ベンジル60mlと精製水70mlを加え、よく混和する。(用時振とう)


保存:室温保存
適応:疥癬
用法・用量: 1日目全身刷毛後、全身(顔、頭除く)に塗布、風乾。入浴禁止。2日目入浴し、石鹸で洗い、清潔な衣類に着替える。3日目入浴後、清潔な衣類に着替える。1週間後、受診する 
使用期限:6ヶ月


使用上の注意!粘膜に対する刺激が強い為、目や尿道には使用しない。

疥癬の注意は下記γ−BHC軟膏の欄で。


 

疥癬用剤

《1%γ−BHC軟膏》
処方  γ−BHC(γ-Benzene hexachloride)0.5g
     プロピレングリコール          5ml
     白色ワセリン               45g
       全量                  50g

製法:0.5gのγ-BHCをプロピレングリコール5mlに懸濁した後、この懸濁液をあらかじめ乳鉢に取っておいた45gの白色ワセリンに少しずつ加え、よく混和する。

保存:室温保存
適応:ノルウェ−疥癬
用法・用量:頭部を除く全身に塗布後(20g/回)、6時間後に洗い落とす。翌日からオイラックス軟膏を6日間連日全身塗布。症状に応じ週1回、2週に1回の割合で治療。

使用期限:2ヶ月
備考:取り扱いには十分注意し、マスク、手袋を着用して製剤する。
γ-BHCに直接ワセリンを混合すると、均一化が不完全になる為、プロピレ
ングリコールを加えて泥状とする。


使用上の注意!糜爛面の多い皮膚には使用しない。

 

毒性が強い為、幼少児・妊婦には避ける。


目や口腔粘膜に入らないように注意する。


大量吸収による急性中毒では、激しい痙攣を伴う中枢神経刺激症状と共に、肝臓、腎臓の障害が起こる。



[疥癬における注意点]
疥癬虫(ヒビンダニ)は乾燥熱に弱く、長くても2週間で死滅する。また、疥癬卵は乾燥状態でも1週間は感染性がある。
@ 患者接触時には手袋、エプロン着用。
A リネン類は加熱洗濯
B シーツは薬剤塗布後から3日間毎日交換
C マットレスは防水シーツで覆う
D 寝具はビニール袋に入れ、1週間放置後、天日干し


 

 

腋臭症用剤

《20%塩化アルミニウム液》
処方  塩化アルミニウム             20g
     精製水                         
     全量                  100ml


製法:塩化アルミニウムを精製水に溶解し全量とする
(製造時、大量の塩酸ガスが発生する発熱反応なので、製造は外で行う)
保存:室温保存
適応:腋臭症
用法・用量:適量を寝る前に外用し、乾燥させる。2〜7晩続けて外用
使用期限:用時調整
使用上の注意:湿った皮膚に使用しない。皮膚刺激に注意


神経ブロック用剤

《7%フェノール注射液》
処方  液状フェノール             2ml
     注射用水               24ml  
      全量                 26ml


製法:液状フェノールを綿栓ろ過後、注射用水と混合し全量とする。滅菌して製する。

保存:室温保存
適応:神経ブロック
用法・用量:適量をブロック点へ注入する
使用期限:2年
使用上の注意:ブロックを確実にする。


 

*院内特殊製剤については、日本病院薬剤師会編による「病院薬局製剤」(薬事日報社)に基づいたものであり、有効性、貯法、保存性、安全性について確認済みである。
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