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超音波(エコー)検査

神経伝導検査 術中モニタリング 超音波検査 輸血関連 血液による検査

 超音波は、「人の耳には聞こえないほど高い音」でコウモリ、イルカは聴き取る事の出来る音波です。超音波検査とは、超音波を体表からあて体の組織を通じて反射してくる情報をコンピュータで解析して体の臓器の形状、変化、異常、動き等を調べる検査です。
身体にあたえる影響がないため、繰り返しの検査や妊婦の方でも安心して受けられます。検査は検査対象部分にゼリーをぬり、探触子(プローブ)と言う超音波発信器を軽く押し当て検査を行います。時間は、各検査20-40分程度です。
体に直接ゼリーをぬりますので、衣服を脱いでいただくこともあります。

【心臓超音波検査】
 心臓各部位の形や大きさの異常、壁運動の様子、弁の異常、血流状態などが苦痛を伴わず診断できます。種々の心臓疾患の診断、重症度の評価、治療方針の決定など幅広い目的で検査します。

対象疾患:心電図異常 弁膜症 心筋梗塞 狭心性 心不全 心筋梗塞 他
     術前検査として、高血圧、糖尿病、その他心疾患のある方
注意事項:食事その他特別な制限はありません。


心臓超音波検査 左室長軸像

大動脈弁閉鎖不全症


【腹部超音波検査】
 腹部臓器(肝臓、膵臓、腎臓、脾臓、胆嚢、腸管、膀胱、子宮など)を対象にしています。
腹部内の断層像を見ながら各臓器の疾患、病変の有無を調べます。

対象疾患:肝機能異常 腎機能異常 脂肪肝 胆石症 腎結石 腹部臓器腫瘍 
     腹痛 背部痛 他
注意事項:午前の検査の場合、朝食はとらずにご来院ください。
     水は飲んでもかまいません。
     衣服は上下分かれているものがよいと思います。(ワンピース等ではなく)


腎臓と腎動脈

肝臓


【下肢静脈超音波検査】
 超音波を用いて脚の血管(静脈)に異常がないか調べます。下肢にある深部静脈という血管には、血液のかたまり(血栓)が出来ることがあり、これを「深部静脈血栓症」といいます。
超音波検査では、検査部位の血管内を観察するとともに、パルスドップラー、カラードップラーという血流表示の出来る検査法を用いて血流の異常を調べます。

対象疾患:深部静脈血栓症 足のむくみ、はり 外科手術後 他
注意事項:下肢は、靴下、ズボンは脱いでもらい下着(パンツ)1枚で検査を行います。
     (腰部にはタオルケットをかけます)。食事制限はありません。

■深部静脈血栓症とは...
 脚の深い部分を走っている深部静脈に血栓が出来、血液の流れが悪くなる病気です。
深部静脈波は、皮膚の近くの静脈に比べて太く肺に通じているので血栓が肺まで流れて詰まる、肺塞栓を起こす可能性があります。最初は、脚の筋肉がつったりする程度です。症状が重くなると、腫れや張るような痛みが出たりします。

■原因
1)血液の流れのうっ滞
2)血管内膜に問題がある場合
3)血液自体に固まりやすくなる傾向がある場合
主な原因は①の血液のうっ滞ですが、うっ滞の起こりやすい状態に外科手術後、骨折後寝たきり、長時間の座位等があげられます。

■危険因子
米国心臓協会では以下の項目をあげています。
1)60歳以上
2)広範な手術(年齢、静脈瘤、肥満、手術時間で術後のリスクは増す)
3)静脈血栓の既往


下肢静脈超音波検査 膝窩静脈


【頸動脈超音波検査】
 超音波を用いて首の頚動脈の硬化、狭窄を観察すると共に、パルスドップラー、
カラードップラーという血流表示の出来る検査法を用いて血流の異常を調べます。

対象疾患:脳梗塞 閉塞性動脈硬化症 頚部血管に雑音のある方
注意事項:食事制限はありません。
     衣服は、前開きのものまたは首の開いたものがよいと思います。


頸動脈

頸動脈 動脈硬化あり


【甲状腺超音波検査】
 甲状腺は首の前面に位置する、体の新陳代謝を高めるホルモンを出す臓器です。
このホルモンのバランスが崩れると、疲労感、無気力、動悸息切れ、体重の増減などの
さまざまな全身症状をきたします。超音波検査では甲状腺の大きさ、甲状腺内の腫瘍の有無、周辺のリンパ節の腫れを調べます。

対象疾患:甲状腺機能亢進症 甲状腺腫大 甲状腺腫瘤 等
注意事項:食事制限はありません
     衣服は、前開きのものまたは首の開いたものがよいと思います。


【表在超音波調査】
 皮下の腫瘤、しこりの原因を評価します。